農と自然の力を活かし、
誰しもが輝けるまちに。
“Boys, be ambitious! like this old man” 。大志の名の由来は、ウィリアム・スミス・クラーク博士の名言「子供等よ、此老人の如く大想にあれ」から着想を得て名付けました。農業を志す人、障がいなど生活の生きづらさを抱える人、未来ある若者たちが、地域の農と自然を活かし「誰しもが挑戦の機会を与えられ、誰しもが輝ける」新しい地域づくりを担う団体です。
VISION
現代を生きる私たちが豊かな環境の中で豊かな生活を送れているのは、先人の苦労や挑戦があったからだと考えます。
私たちができることは、今の環境や創造にさらなる磨きをかけ、次世代へと受け継ぐこと。
北杜市で挑戦をしたい全てのひとたちに、挑戦するきっかけを提供する組織が「大志」です。
MISSION
自然界の循環に存在する人間は、その循環を持続するために農を営んでいると考えています。私たちが農の可能性を発揮することで、次世代の暮らしに必要不可欠な、自然との共生の場をつくります。
北杜市内にいる新規就農者・循環型農業者の出荷機会の損失低減や、福祉利用者の雇用創出等を行います。
VALUE
福祉利用者へ農産物の出荷に関わる作業を提供し、活躍の場をつくる「農福連携」。集出荷事業を行い、どんな農家にも大手取引先への出荷機会をつくる「共同出荷場の運営」。農林業者との連携を図り、持続可能な自然環境の循環をつくる「環境保全」の3つのサイクルを行い、働く場づくりを目指します。
NPO法人大志の事業を紹介します。
農業
共同集荷場
山梨県北杜市には多くの新規就農者が集まり、そのほとんどが農薬や化学肥料に頼らない農業を実践しています。生産性は慣行農業に比べやや劣りますが、味が良く多品目の野菜の生産をされています。2022年に開設した共同出荷場では、そんなこだわりのある農産物を集め、お客さまへとお届けする役割を担います。
福祉
ボランティア農園
本活動は『社会福祉法人緑の風』と連携し『ギャンブル依存症回復施設グレイスロード』の農園ボランティア活動を支援しています。6月〜11月の各月1回、緑の風農地草刈りボランティア作業のほか、野菜の植え付け・除草・収穫などを行い、野菜の一部をグレイスロードの方々の料理用食材として提供しています。
環境
薪の活用
薪事業の主な目的は「自然エネルギーの活用」「地域でエネルギーの自給」「地域の里山保全」の3つです。活動の特色は、大型の薪割り機を導入し、多くの人が薪づくりに参加できる体制をとっていること。世界中でエネルギー供給確保の重要性が高まっているなかで、地域の資源をエネルギーとして活用します。
教育
水の山こども情報局
地域のこどもたちとプロのクリエイターが一丸となって、地域の魅力を再発見し、地域愛を育む活動を行う『水の山こども情報局』です。現在は、地域を取材しこどもたちがイラスト・文章・写真を制作する、こどもローカルマガジン(略してコロマガ)「ほくとこ」を年に1回発行し、地域の魅力を発信しています。
NPO法人大志のメンバーを紹介します。
代表理事
農家
井上 能孝
Yoshitaka Inoue
1980年埼玉県生まれ。10代で有機農業の世界に飛び込み2000年北杜市に移住し、翌年に新規就農。有機野菜の生産販売を中心に体験や加工も一部で行う。また農業と異業種の親和性の高さを活かし、さまざまな農業関連事業を手がける。農林水産業全般に着手したいと考えている。
副理事
薪事業・教育事業担当
栄木 利文
Toshifumi Eiki
大学卒業後、東京などで会社勤めをした後、Iターンで山梨へ移住。北杜で数年間会社勤めをし、その後一般社団法人里くらという法人を設立。田舎暮らし体験の受入などを行う。妻と子供の5人家族
監事
税理士
鈴木 博之
Hiroyuki Suzuki
2015年に故郷である北杜市で開業した「まちの税理士さん」。NPO法人、農業者の顧客を多く抱えている。また、2017年に一般社団法人オフィスkiyoharuを立上げ、会計及び税務の知識を活かした「まちのコンサルティングファーム」として地域との関わりを広げている。
組織概要
名称
NPO法人大志
設立日
2021年6月10日
住所
山梨県北杜市高根町長澤2141番 旧高根北小学校内
理事長
井上能孝
事業内容
農福連携事業、環境保全事業、農産物の出荷に関わる事業、
観光飲食業、移住定住に関わる事業、イベント事業等
連絡先
Email:info@npo-taishi.jp
事業内容、取材、協賛、そのほかについてのお問い合わせは以下のフォームよりお送りください。